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2012年2月14日火曜日

はなればなれの唄 スプレンダーズ

久々に”ずっと探していた曲”第3弾です。
子供の頃、お昼前の暇な時間によく5分ぐらいのレコード会社が新譜を宣伝する番組があった。夏休みとかチャンネルつけっぱなしのときに、そういう番組を見るともなしに見ていることがよくあった。たいていは全くヒットしない曲なのだが、そんな中で数10年経っても妙に覚えている曲があるものだ。この曲がそれなのだが、たぶんそれだけ強烈な曲だったということだろう。
まずこの人達自体が謎の集団だった。歌謡コーラスのようでもありバンドのようでもあり・・・つまり楽器を持った歌謡コーラスだったわけだが・・・そして曲調はというと、これもまた謎。ジャズのようでもあり演歌のようでもあり・・・パッパッパヤッパッパなんていうスキャットまで出てくる。そしてきわめつけがシュールな歌詞。
離れ小島の椿の花は
風の吹きようで咲いたり散ったり
するそうな するそうな
・・・・
といった感じなのだが・・・
この曲もずっと曲名・グループ名がわからずにいたのだが、数年前ようやく歌謡曲黄金時代というサイトで解明された。残念ながらレコードは未入手。

2011年12月30日金曜日

ブログのテーマソング?

ブログのアクセス情報はしょっちゅう見ているのだが、やはり一番人気のあるページは「両国橋」。まあ、ブログタイトルからいって当たり前といえば当たり前だが、最近アクセスが増えているのはなぜだろう?「両国橋」は由紀さおりがリメイクしているから、由紀さおりブームが影響しているのだろうか?
そんなこともあって、名曲「両国橋」をもっと知っていただこうということで、自分でオケを作って自分で歌ったものをYouTubeにアップしてみた。あの淡々としたボーカルも真似てみたのだが、なかなかうまくいかない。そこでちょっと細工をしてみたところ、なかなかいい感じになった。純子さんも同じような細工をしているのかな?


驚いたことにアップしてから1日で20カウントを記録した。
「両国橋」恐るべし!!

2011年12月19日月曜日

「フリフリ天国」「薔薇と毒薬」高岡早紀

60年代サイケの影響でインド風の音楽が大好きだ。
シタールの音を聴くとワクワクしてしまう。
昔、友達から貰ったカセットテープの中に面白い曲を発見したことがある。

女優・高岡早紀の「フリフリ天国」
イントロからいきなりインドっぽいフレーズが始まる。
歌詞はわりと普通の調子なんだけど・・・
でもサビの
「天国の花、天国の波」
っていうところで急にあっちの世界に行っちゃってる。
ここで初めて歌詞とメロディーの整合性に納得する。

それにしても当時アイドルに近い存在だった人気女優に、どうしてこのような実験的作品を歌わせたのか?全く謎である。

今日、この曲が200円でダウンロードできることを知り、思わず購入した。今日はこの曲ばっかり聴いている。

23日追加記事
その後、高岡早紀を聴きまくっているが、その楽曲のクオリティ-の高さにはびっくりした!特に「薔薇と毒薬」は何度聴いても飽きない。60年代っぽいドコドコドコっていうドラムスやオルガンの音色やシルビー・バルタンみたいなサビや、
別れたらもう一度 恋に落としてみて
なんていう歌詞はやみつきだね。

2011年8月6日土曜日

魔の刻の合わせ鏡/風がやまない 林葉直子

今日はひとから聞いた話ではなく、ちょっと自分の思い出話を・・・
20年近く前、作曲活動をしていて、CDを制作したことがある。歌ってくれたのはあの林葉直子さん。

将棋界に少しだけコネがあったので、林葉さんにデモテープを送った。「風がやまない」という曲が一番の自信作だったのだが、万一断られたらいやだったので、念のため全く違うタイプの「魔の刻の合わせ鏡」という謎めいた雰囲気の曲を一緒に入れておいた。ところが世の中何が幸いするかわからないもので、こちらの思惑に反して林葉さんは「魔の刻・・・」のほうを気に入ってくれて、レコーディングにOKを出してくれたのだった。確かに林葉直子のちょっと日本人ばなれした雰囲気にはそちらのほうがあっているということで、「魔の刻・・・」がA面ということになった。

歌ってくれるのが有名人ということで、SONY信濃町スタジオを使わせてもらうというマイナーレーベルとしては破格の扱いになった。

A面は知り合いに頼んでクラシックの演奏家3名が弦楽器で参加。一方B面のほうはやはり知り合いで当時学生だった岩崎英則君がピアノ演奏とアレンジの細かい仕上げをやってくれたのだが、彼は現在スクエア・エニックスでファイナルファンタジーなどの制作者として活躍中の一流ミュージシャンである。当時予感めいたものはあったものの、やはり凄い事だと思う。

担当エンジニアは有名な渡邉茂実さん。レコーディング前に、どんな感じにするか問い合わせがあったので、A面は「異邦人」のように、B面は松田聖子の「一千一秒物語」のようにとお願いした。演奏トラックのレコーディングの日、スタジオに着くとスタッフの人に、
「さっきまで松田聖子がレコーディングしていたんですよ」
と言われた。もう少し早く行けば松田聖子に会えたのに・・・と残念ではあったが、松田聖子と同じスタジオで入れ替わりにレコーディングできたのはいい思い出である。

ところでひとつだけ悔いが残っているのは、当初イチオシだった「風がやまない」がB面としてしか世に出せなかったこと。林葉さんは、
「中山美穂か今井美樹が歌えばヒットする曲だけど、私のイメージじゃない」
というようなことを言っていた。でも今となればこちらのほうが懐かしの林葉直子という感じで価値がありそうな気もする。
「風がやまない」はYOUTUBEにUPしてあるが、聞き所は「さよならが見つかれば」という部分。この部分については阿久津寛の詞も最高のフレーズだと思うが、メロディーもぴったりはまっていると思う。なにより林葉さんのヴォーカルがここだけ(ゴメンナサイ)最高にうまい。ちょっとびっくりするぐらいだ。どうせ素人の歌だと思って聴く人も多いと思うが、この部分はぜひしっかり聴いてほしい。
「魔の刻の合わせ鏡」も出だしだけUPしました。

2011年6月27日月曜日

「お熱い娘たち」田代麻紀

少年時代に好きだった曲というと普通は誰でも知っている有名な曲が多いが、例外はある。それがこの曲。当時石坂浩二主演の「僕のしあわせ」という人気ドラマがあって毎週見ていた。で、ドラマも好きだったが、その主題歌のこの曲も大好きだった。イントロを聴いた瞬間からその世界に引きこまれてしまう名調子だが、サビでちょっと調子が変わるメロディーとかアイドルものの王道を行くような感じで、詞も

女たちは胸をはずませ

あなたなんかバカみたい

のところが当時の僕にはなんとも不思議な感じで、ちょっと鼻にかかった声もすばらしく、これは絶対ヒット間違いなしと思っていた。

 ところが世の中には不思議なことがあるもので、全くヒットせず。結局このドラマ以外でこの曲を聴くことは一度もなかった。未だに歌謡曲の歴史で一番不思議なことは、この曲がヒットしなかったことである。当時は知らなかったが、ジャケットも僕の知る限りでは数ある歌謡曲のジャケットの中でこれがナンバー1だと思う。作詞作曲はあの橋本淳・筒美京平コンビ!人気ドラマの主題歌。ルックスも良し、声も良し。これで売れなきゃどうかしてる。で、売れなかったんだから、これがラストシングルになってしまったのも無理はない。


 でも世の中捨てたもんじゃない。この曲を評価する人が他にもいたようで、なんと「田代麻紀・朋ひろこコンプリートコレクション」なるCDがつい最近発売された。B級ブームもここまで来たかという感じだが・・・僕もさっそく購入したわけだが、凄まじい内容である。朋ひろこというのはこの人が田代麻紀になる前の演歌歌手時代の名前なのだが、その歌いっぷりが凄い。森進一というよりは矢吹健の女版という感じのシャウトボイスの絶叫演歌である。「お熱い娘たち」とのこのギャップは何?

 こうやって朋ひろこ・田代麻紀両者を聴き比べると、この人の不遇の歌手人生の理由がなんとなくわかってくる。朋ひろこは特異な声の持ち主である。が、その声は必ずしも万人に愛される声ではない。そのためヒットはだせなかった。そこで路線転換。平山三紀との競作で歌い方も平山三紀風の「潮風の季節」で田代麻紀として再デビュー。そして今度はさらにアイドル寄りの「お熱い娘たち」。歌い方もさらに鼻にかかった声に・・・でもちょっぴり演歌色が残っていて、それが万人に受け入れられなかった原因か?つまり迷い続けているうちに終わってしまったという事なのだろう。それはジャケットの顔が毎回別人のように変わっていることからもわかる。特異な声を持って生まれてしまったために、逆にその声につぶされてしまった歌手なのかもしれない。

2010年5月16日日曜日

「上海Bayから」マブ

ずっと探してた曲シリーズその2
この曲も20年以上探していたのですが、つい4日前YouTubeで発見。

20数年前のある日、ラジオを聴いていると、デビューしたばかりの女の子2人組が紹介されていて、なんでも吉本興業初のアイドルがデビューするとのことでした。そして
「この曲は愛田健二さんの「涙のみなと」という曲のカバーです」
と言っていました。それを聴いて僕はええっ?という感じでした。

愛田健二といえば昔よく見ていた「象印スターモノマネ大合戦」の常連だったこともあり、僕にとってはなじみの歌手だったからです。その愛田さんですが、大ヒットした「京都の夜」は知っていたものの、もうひとつの代表曲「涙のみなと」はなぜか一度も聴いたことがありませんでした。そういうわけで注目してこの曲を聴いたのですが、聴いてみるとすごくいい曲。「京都の夜」とは対称的なアップテンポの軽快なポップスでした。それで興味を覚えてオリジナルの「涙のみなと」を中古屋で購入、以後僕の好きな曲のひとつになりました。

ところがこのときの2人組みの名前がどうしても思い出せないのです。結局リメイク盤はヒットせず、以後僕の中では幻の2人組みになってしまいました。で、ずっと探していたわけですが、4日前めでたく発見。タイトルも歌詞もオリジナルとは微妙に違っていました。

僕は基本的にリメイクは嫌いなんですが、これは珍しくお気に入りです。まず、原曲と全くイメージが違う。それでいてメロディーのどことなく中国的な感じに詞がちゃんとあわせてある。そしてこちらのほうがアップテンポで軽快な味があります。もちろんオリジナルも絶品ですが・・・


「涙のみなと」愛田健二
「上海Bayから」マブ


ぱっぱっぱ~ ぱっぱ~や~ ぱらら~~

2010年5月4日火曜日

「風知草」山崎一美

「両国橋」と似たパターンということで、今回は「風知草」(かぜしりぐさ)という曲を紹介しましょう。
この人も元々は女優だそうです。「両国橋」の1年後ぐらいだったと思います。おそらく映画不況の影響などで当時、女優が歌手に挑戦というケースがよくあったのかもしれません。

何十年も前に1回か2回しか聴いていないのに、なぜかいつまでも耳にこびりついて離れない曲というのがあるものです。僕の場合、この「風知草」がそれにあたります。30年以上前、母親とタクシーに乗っていて偶然ラジオから流れてきたこの曲。その後ヒットもせず聞く機会もなかったのに、この曲のメロディーをずっと覚えていて、何かの拍子にふと口ずさんだりしていました。歌手名もわからず、題名も草がはいっていることしか覚えていなくて、歌詞についてもはっきりとは覚えていませんでしたが、都会の片隅でひっそり生きている自分を草に例えた曲であることはなんとなく覚えていました。

それが3年ほど前のこと、あるブログで偶然この曲のことが書かれているのを発見。おそらくこの曲に間違いないと確信。題名が判ればあとはネットで簡単に調べられる便利な時代。ヤフオクで中古盤を購入し、30年以上ぶりにこの曲と再会することになりました。


乾いた都会のひび割れた舗道
風が運んでいつのまにか根付いたという
人知れず埃まみれた風知草

「両国橋」松平純子

洋楽、邦楽いろいろあるので、何から書こうか迷ったのですが、やはりブログタイトルの由来から書くのがいいかなと・・・
ブログタイトルはずばりこの曲の出だしの一節です。
これ、数ある歌謡曲の中でもアレンジという点では一番おすすめの曲です。
70年代の曲で、ひとから聞いた話では(笑)当時ポスト藤純子といわれた女優さんだったそうです。
作詞:喜多条忠、作曲:吉田拓郎
というコンビのフォーク歌謡です。当時FM東京の「ステレオ歌謡バラエティー」という番組でしょっちゅう流れていた曲なので、この番組のリスナーには結構知られている曲です。
さて、この曲がどう凄いのか?順に説明してみましょう。
まずエコーのかかったギターの幻想的なイントロからスタート。ボサノバ調の淡々としたメロディーにのせて純子さんも淡々と歌っていきます。歌詞は喜多条忠とあって「神田川」の続編という感じですが、どこか都会的で粋な感じです。と、ここまでは割と普通なんですが・・・
それはサビ前に突然やってきます。
ジャッジャ~~~
高らかにブラスの音が鳴響きます。
これはなんだ~~~?ブラスロックか~~~?1回、2回・・・
そろそろ終りかなと思っていると、とどめの1発!こんどは最高音も加わって強烈に・・・
ジャッジャ~~~
ブラスはサビにはいっても鳴り続けます。ボーカルがかき消されようがお構いなしという感じ。
そんな中、純子さんはというと・・・嵐がこようが空襲がこようが、全く動じることなく淡々と歌い続けています。さすがはポスト藤純子?
そしてもうひとつの聴き所はエンディング。超速弾きのエレピフレーズに圧倒されます。工藤静香の「永遠の防波堤」という曲をご存知のかたなら、そんな感じといえばわかるでしょうか?もっと凄いかな?
後からじっくり聴いてみるとベースのフレーズとかも素晴らしい曲です。
ちなみに編曲は村岡健さんという吉田拓郎と親交のあるミュージシャンなのですが、凄い才能だと思います。